水溶性粒子と不溶性粒子との「二人」

放射性ヨウ化セシウムが降ってきたのだろう!
引用
有機ヨウ素

福島第一原子力発電所 1~3 号機の 炉心・格納容器の状態の推定 と未解明問題に関する検討 第 2 回進捗報告
引用
1 号機の事故進展に関する検討
希ガスは、仮定した格納容器からの気相漏えいおよびベント操作により約 100%が環境中へ放出されることとなる。ヨウ化セシウムおよび水酸化セシウムについては約 6%の放出であり、その他の核種は概ね 5%以下の放出という解析結果となっている。


2号機の事故進展に関する検討
希ガスのほぼ全量が PCV 外へ放出されるとの結果であった。ヨウ化セシウムは約 1%の放出割合であり、大半は S/C 内に存在する。但し、FP の格納容器外への放出については格納容器からの漏えいの仮定によるものであり、現実と
は異なる解析結果となっている可能性がある。



ここの東電テレビ会議でS/C(水の入ったサブレッションチェンバー)を通すことが出来ずに生のままの放出になったので、ヨウ化セシウムは100%全量出たことになる、希ガスも全量。

そして、超ウラン元素も全量。


3号機の事故進展に関する検討
解析によると、FP の放出について、希ガスは原子炉圧力容器から S/C に放出され、ベントによりほぼ 100%放出される結果となった。また、ヨウ化セシウムは約 0.1%の放出であり、大半は S/C 内に存在する。

高温燃料落下で水蒸気爆発により、ここでもヨウ化セシウムはほとんどが出ただろう。

有機ヨウ素2

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風に乗って長い距離を運ばれる放射性セシウムの存在形態
引用
放射性セシウムは、硫酸塩エアロゾルに含まれた状態で大気中を輸送された可能性が高い

ふたり

このときの論文で2マイクロメートル以下の大きさの硫酸塩エアロゾルになって飛んでいったと発表されたが、その上の少し2マイクロ以上から10マイクロぐらいの粒子のことは今後の検討ということになっていた。

硫酸塩エアロゾル2マイクロ以下ぐらいのちいさな粒子は水に溶けやすい、水溶性なのだろう。





それで去年発表された、水に溶けない不溶性の粒子

福島原発事故の初期段階から、球状のセシウム含有粒子の放出
引用
信州逆さ霧2

2マイクロより小さいのがヨウ化セシウムを多く含む硫酸塩エアロゾルで、それよりも大きいのがセシウムを比率でわずかしか含まないその分他の核種を多く含む合金球状粒子で水に溶けないものではないか。

鉄、亜鉛、マンガン、セシウムが含まれているとなっていたが、その後のさらなる論文が先日発表されていた。

ウランと複数の放射光X線分析を使用して、福島原発事故から放出された個別の放射性微粒子の化学状態分析の検出

こっちのNHKニュースがわかりやすい


原子炉破損で燃料のウラン飛散か
引用 8月9日 6時05分 NHK
東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた直後に茨城県内で採取された大気中のチリから、ウランのほか原子炉内の構造物の素材が検出され、分析に当たった研究グループは早い段階から大規模な原子炉の破損が進んでいたことを裏付ける結果だとして、さらに分析を進めることにしています。

東京理科大学の中井泉教授らの研究グループは、福島第一原発の事故直後の3月14日の夜から翌朝にかけて原発から130キロ離れた茨城県つくば市で採取した大気中のチリを兵庫県にある大型の放射光施設「スプリング8」で分析しました。
その結果、放射性セシウムのほか、ウランや燃料棒の素材のジルコニウム、圧力容器の素材の鉄など、核燃料や原子炉内の構造物と一致する物質が検出されたということです。
これらのチリは直径2マイクロメートルほどのボール状をしていて、高温で溶けたあと外部に放出されるなどして急に冷えた場合の特徴を示しているということです。
福島第一原発では、事故発生からチリが採取された14日の夜までの間に核燃料のメルトダウンが進み、1号機と3号機が相次いで水素爆発していて、研究グループでは早い段階から大規模な原子炉の破損が進んでいたことを裏付ける結果だとして、今後もさらにチリの分析を進めることにしています。

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燃料のウランや燃料棒のジルコニウムや溶けた原子炉圧力容器の鉄などが含まれていたとなっているから、

当然、プルトニウムやコバルト60もあることになる。


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さらにこれが外に落ちているだけならまだいいが、論文のSTAP細胞的引用を全部読んでいたら、見つけた。


福島第一原子力発電所事故後に屋内と屋外の空挺放射能の同時サンプリング
引用
屋外と屋内

「空気除染係数」(外気の放射性核種濃度に対する屋内の比)が、ヨウ素で0.64、セシウムで0.58.

要するに、外の大気中浮遊塵濃度の約半分は家の中まで入ってきていたという論文。

掃除機のゴミを見てきた人にとっては、驚きでもなんでもない、数値で検証されていたというだけのことだった。

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ということで、家の中にまでフクイチ原発のウランやプルトニウムやコバルト60までが掃除機のゴミの中にはあるということが、科学的に立証されたということであった。


大丈夫か?



だからますます「そんな、大袈裟な話が」と2011年には思っていたのだが、

Das leise Sterben 静かな死



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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

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