2号機ベントは成功か、失敗か、ウェットウェルベントか、ドライベントか?

2号機ベント5

福島第一原発2号機 ベント失敗の可能性高まる
引用 NHK 5月20日 5時26分
東京電力が進めている福島第一原子力発電所の事故を巡る未解明の問題の検証作業で、放射性物質の大量放出が起きたとみられている2号機では、格納容器の破損を防ぐ「ベント」と呼ばれる操作が実際はできていなかった可能性が高まったことが、現場の放射線量の調査で新たに分かりました。
福島第一原発では、事故発生から4日後の3月15日、2号機で、原子炉を覆う格納容器が破損して大量の放射性物質が放出されたとみられていて、作業員の大半が一時退避する危機的な事態となりました。
2号機では、この直前、内部の圧力が限界に達していた格納容器の破損を防ごうと、「ベント」と呼ばれる操作で水蒸気や放射性物質を外に放出しようとしましたが、圧力は下がりませんでした。
この原因を調べるため、東京電力が、ベントによって水蒸気や放射性物質が通るはずの装置の周辺の汚染を調べた結果、この装置の前後の配管では高い放射線量は検出されなかったことが分かりました。
この結果は、実際には2号機でベントができていなかった可能性が高まったことを示していて、現場の状況によって裏付けられたのは今回が初めてです。
ベントができずに圧力が下がらなかった結果、格納容器が破損して放射性物質の大量放出につながったとみられることから、東京電力は今後、大量放出の具体的な状況をさらに調べることにしています。
東京電力では、廃炉に向けた作業の一貫として事故の検証を続けていて、得られた成果や教訓を今後の具体的な廃炉の工程や原発の安全対策に反映させたいとしています。

2号機「ベント」失敗の可能性 調査結果公表
引用 NHK 5月20日 12時44分
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故を巡る未解明の問題の検証作業で、放射性物質の大量放出が起きたとみられている2号機について、格納容器の破損を防ぐ「ベント」と呼ばれる操作が実際はできていなかった可能性が高まったとする調査結果を公表しました。
東京電力は、福島第一原発の廃炉に向けて未解明になっている事故の経緯の検証を続けていて、20日、新たに4件の調査結果を公表しました。
このうち2号機では、事故が発生した当時、原子炉を覆う格納容器の内部の圧力が限界に達していたため、破損を防ごうと、「ベント」と呼ばれる操作で水蒸気や放射性物質を外に放出しようとしましたが、圧力が下がらずに破損して大量の放射性物質が放出されたとみられていて、この原因の調査結果が報告されています。
この中では、ベントによって水蒸気や放射性物質が通るはずの装置の周辺の汚染を調べた結果、この装置の前後の配管では高い放射線量は検出されなかったことが分かったとしています。この結果は、実際には2号機でベントができていなかった可能性が高まったことを示していて、現場の状況によって裏付けられたのは今回が初めてです。
東京電力は「今後も計画的に現場の調査を行って事故の詳しい状況を解明し、安全で確実な廃炉につなげていきたい」と話しています。


格納容器大破の恐れあった 福島2号機 ベント失敗裏付け
引用 東京新聞 2015年5月21日 朝刊
 二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で、2号機が危機的な状況にあった当時、格納容器内の圧力を下げるベント(排気)が失敗していた可能性が高いことが二十日、東電が公表した配管などの放射線量の調査結果から分かった。
 2号機では事故発生から四日目の三月十四日夜から原子炉の圧力が高まり、注水も難航。ベントで内部の蒸気を放出して圧力を下げようと何度も試みたが、電源喪失の状況下では弁の操作は困難を極めた。ベントができなければ格納容器が大破して高濃度汚染が広がり、福島第一の収束作業そのものができなくなる可能性も十分あった。
 十五日早朝、格納容器下部にある圧力抑制室が破損したとみられ、圧力が下がって注水も再開。辛くも最悪の事態は回避された。
 東電は昨年十月、ベントに関連する配管や弁、弁の誤操作で汚染を外部に出さないための配管内の薄い金属板「ラプチャーディスク」周辺の線量を調査。高線量が計測できれば、ベントによる高濃度の汚染蒸気がその地点を通り抜けてベントが成功した証拠になる。

しかし、ディスクの前後の部分で線量はほとんど変わらず、ベント弁の線量も高くなかった。東電は「ディスクは破れず、ベントは失敗した可能性が高い」と結論づけた。今後、ディスクを直接調査して、さらに裏付けを進める。
 東電のテレビ会議や政府事故調の記録などでも、事故発生当時、東電は暴走を始めた2号機をほとんどコントロールできていなかったことが分かっている。テレビ会議では「ベントできないと格納容器が壊れる」「できるならすぐやれ!」など悲痛なやりとりが記録されていた。
<ラプチャーディスク> 格納容器から蒸気を外部放出するベント配管に設置されているステンレス製の薄い板。誤ってベントの弁が開いてしまった場合に格納容器から気体が漏れるのを防ぐ装置。逆に格納容器破損の恐れがあるほど内部圧力が上昇した場合には破れる。東京電力福島第一原発2号機のラプチャーディスクは設計上、格納容器の圧力が約5・3気圧になると破れる仕組み。


20130309メルトダウン連鎖の真相
NHK予備のバルブ

この動画がわかりやすいと思って引っ張って来た。

ここでベントには2種類あって、水の中を通ることによって放射能を減らすウェットウェルベントとそのまま出すドライベントと2種類あるが、

NHKはここではドライベントを説明せずにただ「予備の配管」と隠蔽した。


で、問題は、東電が2号機のウェットウェルベントができていなかったという報告を公開したことだ。

オレはてっきりドライベントができていなかったという報告かと思っていたが、図面を見るとウェットウェルベントの方だった。

つまりは4年も経ってドライベント問題は隠蔽風化されて、言えなかったからだ。


福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果「第3回進捗報告」について
引用 東電 2015年5月20日
2号機ベント3
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/150520j0101.pdf


(18:19) 2015年5月20日に行われた「未確認・未解明事項の調査・検討結果の報告~第3回~」会見で放映された解説動画です。


ウェットウェルベント配管とドライベント配管と最後はラプチャーディスクを通ることになっているから、汚染されていない、つまりはどちらのベントも成功していない、だから、

「東電に責任はありません、人為的に放出したと言い続ける原発はいますぐ廃止せよのブログがやかましいので証拠を提出します、我々は努力しましたが、不可抗力で圧力が高まりどこかで破損して漏れてしまいました」

「最後はやはり、地震津波が原因です」

と言いたいようだ。



2号機ベント4

この慌てふためいて行ったドライベントは失敗だったのか?



NHKニュースウォッチ9の闇!「2号機ドライベントは隠していた」
2号機ベント2
2号機ベント

9時から始まったウェットウェルベントで東電福島第二で線量が上がるという相関は証明されているから、ベントのたびに出ていたのは間違いないが、配管が汚染されていないということで、どこから出たのか問題となる


中性子汚染の放出源は、2号機ドライベントに断定!!!

J-PARCでフクイチ由来の中性子汚染、見つかる!いや、見つける!


この中性子線量が上がっていたのも漏れなのか?ドライベントなのか?が分かれ道となってきた。

第三者検証ではないので、ラプチャーディスクの汚染も測定のいい加減さが指摘される疑いもあるし、配管図面の詳細なものが無い素人には不利な面もある。

またベントではないとしたら、膨大な放出の源を東電は発表しないとわからないままでは、今まで自発核分裂連鎖反応で新たな放出を放置していたことにもなる。


これは非常に重要な問題なので、長くなったが、常に更新だ。

わかりやすさを心がけながらも、記録の意味もあり、複雑になってしまったかもしれない。

「実は放出量推定を間違えていました、いままでの100倍でした、それは3月15日から4月末までの方が多かったのです、

みんなごめんね」


こんなことを言われたら困るからだ。


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