2012 年以降 個人被ばくの 99.5%以上は外部被ばくの影響によるものであると判明いたしました

甘利大臣が辞意表明 “100万円授受”認める(16/01/28)



県民健康管理調査「基本調査」では、平成23年3月11日から7月11日ま での県民の行動を把握し

「県民健康調査」 検討委員会・甲状腺検査評価部会等について


ということで、福島のは初期被曝の影響調査だから、後回しにして



京大 福島第一原子力発電所事故 による放射能拡散の調査

福島県の避難区域を除く地域の現在と将来の被ばく線量率でのがんリスクは低い
引用 環境省の環境研究総合推進費(5ZB-1202)

今回の研究の今までにない新規性は、
① 外部被ばく・内部被ばくを測定し評価した点
② 今後数十年の長期にわたる被ばく評価をした点
③ 発がん率を定量的に予測した点

概要
福島第一原子力発電所周辺の避難区域に接する自治体住民(福島県双葉郡川内村、相馬市玉野地区、南相馬市原町区)の平均被ばく線量を調査したところ、2012 年で年間 0.89 ミリシーベルトから 2.51 ミリシーベルト(放射性セシウムの物理的減衰を考慮して)であり、日本人の自然放射線による年間被ばく線量 2 ミリシーベルトと近い水準でした。

2011 年 3 月の原発事故により環境中に放射性物質が放出され、周辺住民が避難しました。

本研究では、福島第一原子力発電所から 20km から 50km に位置し避難区域に隣接する3地域の住民が土壌中の放射性セシウムにより受ける外部被ばく、食事と大気粉じん中の放射性セシウムから受ける内部被ばくを 2012 年 8 月から 9 月にかけて 2ケ 月間評価しました。調査対象者には個人線量計を着用してもらい、また陰膳法による食事の提供を受けました。さらに大気粉じんを地域ごとに採取しました。

外部被ばくは年間 1.03 ミリシーベルトから 2.75ミリシーベルト、

食事からの内部被ばくは年間 0.0058 ミリシーベルトから 0.019 ミリシーベルト、

大気粉じんからの内部被ばくは年間 0.001 ミリシーベルト以下となりました。

この結果、個人被ばくの 99.5%以上は外部被ばくの影響によるものであると判明いたしました


今後 10 年、50 年にわたる放射性セシウムの減衰により、年間の平均被ばく量は、平常時の自然放射線や医療被ばく以外の被ばく限度である年間 1 ミリシーベルトを超えることはほとんどないと予測されます。

この予測による 2012 年以降の生涯被ばく線量から推計される平均的な発がんリスクは、被ばく量の高い地域(2012 年に年間 2.51 ミリシーベルト)で、白血病を除くがんは 1.06%、女性における乳がんは 0.28%でした。汚染食品の流通防止、汚染された森林への立ち入りの抑制、避難区域の設定により、住民の被ばく量は抑えられ、がんの著明な増加が防止されると考えられます。



詳しくは



5ZB-1202 福島原発近隣における里山生態系を含めた除染効果の評価と住民の中期曝 露評価
引用

さらなる詳しさ


5.本研究により得られた主な成果
(1)科学的意義
1) 個人被ばくの調査結果では、内部被ばくは大気粉じんからは極微量で、食事によるものも2012年4月からの新基準の年間1mSvに達する例はなかった。内部被ばく線量は外部被ばくの1%に満たず、放射線被ばくは外部被ばくによると考えられた。

これはチェルノブイリ原子力発電所事 故による放射線被ばくとは大きく異なる

本研究は被ばく評価の科学的基礎を与えるものである。


2) 上記調査の実測値を基に、3地域における年間の平均総被ばく線量(mSv)は、川内村の住民で0.95、相馬市の住民で2.5、南相馬市の住民で1.5と推定された。

実測値を基にした総被ばく線量の評価は今回の調査が世界で初めてである。

また、実測 値を基にした被ばく線量と、セシウム134 およびセシウム137の物 理的 半減 期を基に3地域の住民の生涯被ばく線量を計算し、その線量による発がん率の増加を評価した。その結果、増加率は、疫学的に検出が困難なレベルにあることを世界で初めて見出した。3地域の被ばく線量は、現在の福島県の住民の被ばく線量を包含するものであり、今回計算された被ばく線量による過 剰発がん率は、福島県全体の住民に内挿できる初めての値である。


3) 末梢血でDNA損傷を鋭敏に捉えることのできるp53-p21系の測定系の評価系開発では、低放射線照射後でDNA損傷 マーカーヒストンγH2AXとp53タンパク質 は同程 度の検 出限 界であった。特筆すべき点は低 線量 率で低線量の放射線照射ではp53タンパク質の上昇検出限界がDNA損傷マーカーヒストンγH2AXより鋭敏に放射線照射後の細胞応答を捉えられていることである。

これは本事業で発見された新たな事実である。


4) 新生児期に高TSHにより新生児マススクリーニングで陽性とされた家族性甲状腺腫症例の遺伝子解析から、高TSH値を示す甲状腺腫においても、種々の遺伝子の変異を有していることが判明した。

これは甲状腺腫とされる疾患の責任遺伝子に遺伝的異質性がある可能性を示す

甲状腺腫のメカニズムは単一のタンパク質の変異により生じるのではなく、多くのパスウェイから生じると考えられ、今回 明らかにされた候補遺 伝子はそれら一連の流れを埋めるものと期待される。この3家系とも新生児マススクリーニングで陽性とされており、高ヨード取り込み群の同定に有用な遺伝的マーカーが明らかにされた点は、高感受性者の同定に有用であると期待される。


5) 森林の放射能汚染後の早い時期において、樹木の樹幹内部への放射性セシウムの移行を明らかにした。
事故後の早 い時 期から樹 木内部への放 射性セシウムの移行は始まっており、辺材内ではほぼ一様に分 布し、心材内では外側から内側に向かって徐々に拡散していく様子が明らかになった。辺材内への放射性セシウム移行の過程には樹種による違いはあまり見られなかったが、心材内への移行は樹種による違いが見られた。アカマツ、コナラでは濃度勾配 に基づく外 側から内側への拡散が起こっていると考えられるのに対して、スギでは辺材から心材への能動的な輸送があると見られ、心材での放射性セシウム濃度は辺材よりも上昇した。


6) 環境中セシウム137の動態については、樹木の枝葉中のセシウムが減少していくのに対して、木部中のセシウムは根からの吸収により増加していくことが分 かった。

事故直後に沈着した有機物層のセシウムは鉱質土 層へと移動していくが、そのペースは落葉広葉樹より針葉樹の方が緩やかではあるが、今後 5年のうちにセシウム量は逆転すると予想されることが分かった。


7) 外部被ばく量については、居住地の空間線量だけではなく、実際に移動した先の空間線量とそこで過ごした時間を考慮する必要があることが分かった。



--------------------------

「上記を踏まえて、2012年度には、福島第一原発の避難区域に隣接する3地域の成人を対象として、外部被ばく、内部被ばくを評価した。その結果、食事と大気による内部被ばくは非常に小さく、外部被ばくの影響が99%以上を占めていることが分かった。これはチェルノブイリ原子力発電所事故による放射線被ばくとは大きく異なっており、本研究は被ばく評価の科学的基礎を与えるものである」



食品内部被曝が少ないのはわかっているが、浮遊塵吸入をベクレルからシーベルト換算で少ないとなっているがこれでいいのかの検証と、外部空間線量の実態の再検証が必要だろう。


しばらくこれに取り組むこととなる。


オレはもう全部論文は読んだ、難しくはないが、長いのが困る、文句は読んでからだろう、無料だしwww





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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

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