わが国のウイルス肝炎蔓延の大きな原因となった過去の集団予防接種。その医療行政の暗部をえぐる告発ドキュメント

接種 かくしてC型肝炎は日本人に蔓延した!
引用
 現在、多くの日本人の体に巣喰い、慢性肝炎から肝硬変、肝がんへと進行させる可能性のある肝炎ウイルスはB型とC型。以前はB型感染者は200万~300万人とみられていたが、ワクチン開発や母子感染防止事業によって激減、現在では100万~150万人とみられる。一方、C型感染者は、少なくとも250万人以上。HIV同様、根本的な治療法はなく、高率で肝硬変、肝がんを発症させる。B型・C型ともに、輸血(血液製剤も含む)や不適切な医療によって蔓延した。

 注射の種類は、静脈注射、筋肉注射、皮下注射、皮内注射に分けられる。このうち、血管そのものに針を刺すのは静脈注射だけだが、その他の注射法でも、ごく微量の血液が針を通して注射筒に逆流し、同時に細菌やウイルスも注射筒に侵入する。この事実は、すでに半世紀以上も前から欧米の医師のあいだで報告され、WHO(世界保健機関)も幾度となく警鐘を鳴らしてきた。ところが日本の厚生省は、いまだに「針さえ替えていれば感染症の心配はない」と主張している……。

血液は注射器に「逆流」する

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ピストンを引かなくてもこうなのだから、一般的な筋肉注射のやり方では、ほぼ確実に注射器のなかに血液が混入するはずである。 皮下注射も同様である。その典型的な実例が、第2次大戦の終焉した1945年の8月、米国の陸軍病院で行なわれた破傷風ワクチンの集団予防接種において発生した。

 接種を受けた兵士は110人。注射器は一度に10人分のワクチンが入る10ccのものを使用していた。つまり、針は1人ごとに交換するが、注射器については10人の兵士に連続使用したわけである。もちろん接種に際しては、針が血管に刺さっていないことを確認するため、薬液を注入する前にいったんピストンを引く方法がとられた。

 黄疸が発症しはじめたのは9月下旬から

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そうした臨床医学の流れを真剣に受けとめた英国保健省は、45年7月、有名な医学雑誌『ランセット』(1823年創刊)に覚え書きを発表、「医療現場においては1人1筒を守るように」と警告を発した。

 また、WHOも、53年3月に最初の勧告を発して以来、幾度となく「注射器(針および筒)の連続使用の危険性」について警鐘を鳴らしつづけてきた。 ところが日本では、70年代後半、いや、80年代に入っても、筒はおろか針の連続使用も実質的に容認されてきたのである。

 ついにWHOは、87年11月、受け取りようによっては日本の厚生行政を批判しているかのような警告を発した。

このWHOの勧告に、さすがの厚生省もリアクションを起さざるを得なかった。翌88年1月、「予防接種等の接種器具の取扱いについて」と題した通知が出される。 「昨年11月13日、WHOより肝炎ウイルス等の感染を防止する観点から予防接種の実施に当たっては、注射針のみならず注射筒も取り替えるべきであるとの意見が出されたので、今後の予防接種の実施に当っては、注射筒も被接種者ごとに取り替えるよう貴管下の市町村を指導されたい」

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おそらく20代後半から30代にかけての読者のなかには、通称・鉄砲注射・・ピストル注射・と呼ばれた「針のない夢の注射器」によって予防接種を受けた体験の持ち主がいるはずである。ところが、この不思議な注射器は、80年代のいつごろからか、プッツリとその消息を絶ってしまったのだ。

 なぜ消えたのか……。その謎を追っていくうち、60年代の後半、西アフリカで展開された天然痘根絶計画で活躍した「ジェット・インジェクター」が浮かび上がってきた……。

夢の「鉄砲注射」はなぜ消えたか

 「以前から気になっていたことをお伝えしたく、ペンを取りました。それは、私が小学生のときに受けた予防接種のことです……」

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 事態を重視したCDCが同じ型の注射機を使って実験したところ、B型肝炎ウイルスの感染は十分にあり得る、という結果が出た。ということは、エイズウイルスやC型肝炎ウイルスの感染の危険もあり得ることになる……。

 たかだか10数年前に日本の予防接種現場から消えたハイジェッターは、しかし、どういうわけか、遥か遠い昔に存在した歴史的遺物のように医療関係者の記憶から消え去ろうとしている。だが、感染しても自覚症状のないままキャリア化するC型肝炎への感染リスクはきわめて大きかったと言わざるを得ない。重要な感染経路だった疑いがある。どの位の数のハイジェッターが日本に導入され、延べ何百万人、いや何千万人が接種を受けたのか、厚生省は改めて調べる必要があるのではないか。

 それにしても、と山崎道子はこんな後日談を語ってくれた。ハイジェッターの使用中止が決まったあと、かつてその注射機を納入した業者が回収にやって来た。どう処分するのか訊ねると、こう答えたという……「東南アジアへ持っていく」と


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ハンコ型、スタンプ型、ピストル注射なつかしい オレも子供も保菌者なのか?(泣く)(怒り)

ということで今回は、古い人が縮み上がる怖いお話だった。


妙な病気が蔓延するのは注射器が原因だった

厚労省「みんなごめんね」



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