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セシウムボールとプラスチックボール






引用
高田さんたちが、2015年、東京湾の埠頭で釣ったカタクチイワシを調べたところ、8割の消化管の中から、様々なプラスチック片が出てきたというのである

もちろん、魚の消化管は、普通は食べずに捨てるわけだが、何かの拍子に口に入ってしまうこともあるかもしれない。いや、小さな魚だと内臓を抜かないまま揚げることもあるし、サンマの焼き物などでは、ワタの苦味をむしろ楽しんで食べる人も多い。とすると、やっぱり、食べてしまっているかも……。

「釣ったものをさばいて胃腸を取り出して、アルカリに漬けて1週間もすると、中のプラスチックだけが残って浮いてくるんです。それを分析機械で確認したところ、ポリエチレンとかポリプロピレン、それも、大きさにすると1ミリ前後のものが多くあると分かりました」

ボロボロになる速さがどんどん加速されていくんです。ちなみに、1枚のレジ袋から、数千個のマイクロプラスチックができると言われています」

ポリエチレン(レジ袋や、ラップ、容器など)、ポリプロピレン(耐熱容器やラップなど)、ポリスチレン(発泡スチロールなど)、ポリ塩化ビニル(多岐に渡る用途。塩ビパイプ、ソフビ玩具などがよく知られる)、PET(ペットボトルなど)などが含まれる。総称としては、むしろ合成樹脂とした方がよいのか

想像するだけで気持ち悪いが、もしも人体に入っても、消化されることもなくそのまま排泄される。だから、これはあくまで気分の問題であって、気にする必要はないかもしれない。

 というのは、あくまで楽観的な「見込み」だ。そして、残念ながら間違った「見込み」でもあるらしい。

「プラスチックには、もともと添加剤が入っていますし、汚染物質を吸着してしまう性質もあります。海中のプラスチックの汚染物質濃度は、周辺の海水中の十万倍から百万倍にもなるんです。それらの中には、内分泌撹乱物質、いわゆる環境ホルモン




内分泌系の撹乱だけではなく、動物実験や細胞実験でいろいろな影響が示唆されていますので、取り込まない方がいいに決まっています。さらに、とっくに禁止されてもう使われていない化学物質PCBなども、環境中に残留しているものが吸着して、高濃度になっています




寿司ブームとともに倒れる原因だったのか




内分泌系の撹乱だけではなく、動物実験や細胞実験でいろいろな影響が示唆されていますので、取り込まない方がいいに決まっています。さらに、とっくに禁止されてもう使われていない化学物質PCBなども、

また、PCBにかぎらず、油脂に溶けやすいタイプの有毒物質が軒並みプラスチックに吸着してしまうというのである。

 さて、かなり深刻に思えてきたのではないだろうか。

「ただ、マイクロプラスチックが有害であるとはっきり分かったわけではありません。国際的に進められている対策は、予防原則的な

「2014年には、アメリカのサンフランシスコ市で、ペットボトルでの飲料水の販売が禁止されました。フランスでは、プラスチック製の使い捨て容器や食器を禁止する法律ができて、2020年から施行されます。プラスチックゴミについて、いわゆる3R、リデュース(減らす)、リユース(繰り返し使う)、



引用

周りを見るとプラスチックがたまっていると気づいたんです。『プラスチックスープの海』という一般書も出しています。彼らの試算では、その海域で、海に浮かんでいるプラスチックの量と、海洋中の動物プランクトンの量を比べると、プラスチックのほうが5倍ぐらい多いとしました」

さて、1990年代後半は、もうひとつ、重大な環境汚染問題が取り沙汰された。

「いわゆる環境ホルモンについても問題提起されたのはこの時期です。日本語にも翻訳された『奪われし未来』が最初に刊行されたのは1996年。プラスチックというと、それ自体無害なように思えるんですけど、実は添加剤として

環境中の有害物質を吸着します。僕もその頃、ある人に勧められて、海岸に落ちているプラスチックに何が含まれるか調べてみました。すると、環境ホルモンの1種のノニルフェノールが、もともとはないはずなのに、すごい濃度で出てきて驚きました。それで僕自身もこのあたりから、プラスチックのことを追

ノニルフェノールは代表的な環境ホルモンで、室内実験ではヒトの乳がん細胞に添加すると乳がん細胞が異常増殖することが確認されている。一方、野生生物では、イギリスの河川の淡水魚で、雌雄同体の生殖異常を引き起こしていることが判明している。日本国内の河川でもノニルフェノールの環境基準が作ら

室内実験ではヒトの乳がん細胞に添加すると乳がん細胞が異常増殖することが確認されている。一方、野生生物では、イギリスの河川の淡水魚で、雌雄同体の生殖異常

そして、今ではカタクチイワシですとか二枚貝ですとかからも見つかるようになっています」

セシウムボールじゃないよ、プラスチックボール😭
セシウムボールではない
日本の周辺海域1平方キロメートルにつき、172万個のマイクロプラスチックが浮遊しているという結果を得た。これは北太平洋の平均の16倍、世界の海の平均の27倍だという。ぼくたちはマイクロプラスチックのホットスポットに囲まれて暮らしている。



引用
「ガスクロマトグラフ/質量選択検出器」という分析機械で、まず個々の化学物質ごとに分離し(ガスクロマトグラフ)、それぞれがどういう物質なのか判別する(質量選択検出器)。たくさんの試料を同時進行、かつオートで分析できるすぐれものだ

「東京湾の堆積コアではコアの下の方から上の方へ向かって、プラスチックの数が増えていきます。つまり、過去から現在に向けてプラスチックの汚染は進んでいることが分かります。




「注目してほしいのがPCBです。
コアの中のPCBは、1950年代にあらわれて徐々に濃度が上がり、1970年代にピークになった後で、減っていきます。これは、PCBの使用の歴史をよく反映しています。ところが、使われなくなった後も、決してゼロにはならないんです。




一度、放出してしまったら長い間、付き合わざるを得なくなる事例だ。



引用
「まず、人間というより、生物への影響ですが、2つの側面があると思います。プラスチック自体が物理的異物であることによる影響が1つ目。2つ目は、添加剤やプラスチックに吸着した化学物質による影響です」

ナノサイズ(20nm)のプラスチックが細胞膜を通過して生物組織へダメージを与えることも示唆されています」

 ナノサイズのプラスチック! マイクロプラスチックはミリサイズのものが最初に認識されたわけだが、現在ではもっと小さなナノサイズのものを考慮しなければならないところまで来ている。

サンディエゴのような大都市の港の水はそれなりに汚染されていると考えられるが、レジンペレットはさらにその汚染物質を吸着して濃縮したような状態

「昔の水俣病やカネミ油症のように急性毒性的な反応が出るわけではないでしょう。むしろ、ゆっくりと慢性的なものとして問題が起きてくるかもしれないということです。いや、もう既に問題が起こっているのかもしれないと思っています。例えばガンになるリスクがいくらか高まるとか、免疫力が下がるとか

、全体の問題として人々の健康が損なわれていたとしても、なかなか因果関係を見出しにくいし、この化学物質が影響していますと特定しにくいんです」

もしも、手っ取り早く結論を知りたければ、人間の被験者にマイクロプラスチックを食べてもらうランダム割付実験をすればいい。しかし、それは非倫理的なので決してやってはいけないことだ。

結局、健康被害の直接証拠はない。

 けれど、かなり実験室レベルでの知見が蓄積され、有害物質の生体への蓄積(海鳥など)も確認されて、黒に近い灰色になってきている。今後、

なお、健康影響が心配なマイクロプラスチック汚染として、今年になって、ペットボトルの飲料水にマイクロプラスチックが混入しているという研究が発表され、ニュースになった。

それによると、9つの国からサンプルされた259個のペットボトル飲料水のうち、93パーセントからマイクロプラスチックが見つかったという。平均すると0.1ミリメートルを超えるものは1リットルあたり10個ほど。それ以下のものは325個。この報告を受けて、世界保健機構(WHO)が検証に乗り出している。

ペットボトルにはもしかしたら本当に小さなプラスチック破片が入っているのかもしれないけど、それを心配するなら、全体がプラスチックでつくられているものに入っている水を飲むこと自体、まず心配されたほうがいいんじゃないですか」

 ということである。



引用
「実験的に有害性が確認されて、環境中にその物質があって、確実に残留している場合。さらに、何も手を打たなければそのレベルが上がってくると予測される場合に予防原則を適用することになります。マイクロプラスチックは、

ああああ、セシウムよ お前は見捨てられたのか😭😭😭

海の表面では数十年ぐらい、海底に沈んだものも含めて考えると、それこそ100年、数百年残り続けるかもしれない。ですので、出す前に止めるようにしなければということで、予防的な動きが始まっているんです。この点について、行政的な対応としてはもう国際的なコンセンサスになっています」

トリチウムもか

やっぱりマイクロプラスチックが発生する大元を断っていけば、海の汚染は減らすことができるというふうに意を強くしました」

 スーパーやコンビニでもらうレジ袋。あるいは、食べ物が入っている容器や包装。ああいったものが「ボリュームゾーン」だったとは!




引用
「アルキルベンゼンを見つけた時の研究ですが、東京湾なんで、天候次第で陸が見えないようなところがあります。それなのに陸上で僕らが使ったものがここの泥の中にあるのが非常に不思議だと感じました」

「何も出ないと思っていたところに化学物質の存在を示すピークが出てくる」

「環境汚染の化学」はなにもそれだけではないだろう。

「プラスチックによる環境汚染というのは別に、もう一つ全然違うテーマに取り組んでいます。それは、プラスチックとは違って、水に溶ける人工物質による環境汚染です。

汚染物質には、水に溶けるものと溶けないものがあり、当たり前だがプラスチックは溶けない。それどころか、同じく水に溶けない他の汚染物質を吸着する機能まで持っている。

また、抗生物質も実は体に取り込まれるのはごく一部で、ほとんどはそのまま排泄される。アルキルベンゼンは洗剤の中に入っており、下水特有の汚染物質かもしれない。あとは、コレステロールが腸内で変性したステロールという物質もマーカーとして有望だそうだ

いずれにしても、下水というのは人間の生活から出るものだから、そこに注目するとその国、その場所の人々の暮らしぶりにまで肉薄することになり、興味がつきない。川の水から、その社会の成り立ちのようなものを透かし見ることにもなる。

「僕らが研究している汚染物質には、水に溶けるものと溶けないものがあるというふうに話しましたが、実は共通点があるので強調させてください。つまり『残留性』です。

「アメリカの先住民の言葉に、我々人は子孫から大地を借りて生きている、というものがあります。まさに僕ら人類は子孫から地球という惑星を借りて生きている存在です。人から物を借りたときに、汚れているけど毒ではないからいいでしょと言って返す人はいないと思います。

毒かどうか分からないけど、とにかく綺麗な状態で返すのが人としてのやり方で、これが予防原則だと思っています。プラスチックも含め









ということで長かったが、1~6回まで読んで簡単にまとめながらツイートした
プラスティックはブラックライトで蛍光を発するのではないか、今度探してみよう
ペットボトルに潜むマイクロプラスティックボール



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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

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放射能はいらない
『推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う、【成る程その通りだ。 しかし、問題は放射線ではなく、人工放射性核種は濃縮する事にあったのだ】 』
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